2008年11月23日

トロッコ問題

たけしの日本教育白書2008で、トロッコ問題というのが取り上げられていた。
「作業員は動けない状態」という状況は省略されているから、Wikipediaとか、WIRED VISIONとかに出ている話とはちょっと違う部分もあるが、まぁそこはあまり事の本質ではないので省略したのだろうか。
(この条件がないと、危ないから避けろ!!と叫べばいいだけの気がしたが。。。)


TVでは、「この問題を子どもにどう教えますか」と来た。


私の回答はこう。
「答えない。子供に自身の頭で考えさせる。」

もちろん、「自分で考えろ」という言い方はしない。
子供と共に考え、また、彼・彼女らがさらに考えを発展させるためのヒントを出すだろう。
早期から1つの考えに固執しすぎないように、あえて別の角度からものを考えさせる。
私は自分の部下に対しても日々の課題解決を行うに当たってそのように接している。

この問題には、そもそも正解などない。
こういうのをオープンエンドと言ったかな、確か。
考えて自分なりの答えを出し、それをその後の行動に結びつけることに意味があるのであって、「どう教えますか」という質問の仕方そのものが、正解があることを前提としているようで、どうもしっくりこない。

さて、話をトロッコ問題に戻そう。
私ならこの状況でどういう選択をするだろうか。

* case1
私がこの問題を聞いたとき、最初に思いついたのは、ポイントを半分だけ切り替えて(あるいは線路に石でも置いて)トロッコを脱線させることだ。
トロッコを脱線させてしまえば、6人の作業員の命は全員助かることになる。
この場合、トロッコが無人運転で、トロッコの脱線による被害者がないという前提は置いてはいるが。。。

え?
この問題のルールでは、答えらえる選択肢は2つだって?
そういうことを言う人は、与えられた2つの選択肢が妥当かどうか一瞬でも考えたのだろうか。
現実に起こるさまざまな課題を解決するにはそんな硬い頭では最良の解は見出せないのではないだろうか。
多くの場合、まず「前提を疑う」事が問題の解決へつながる近道だったりする。

いいでしょう。ゲームにルールは必要。
私もルールに則り、ポイントを切り替えるか、切り替えないか、のどちらかから選択することにしよう。

* case2
私ならポイントを切り替える。そもそも何で作業員が線路の上で動けないという意味不明な状況になっているかも説明されていないが、その不可解な状況を素直に受け入れるとすると、ポイントを切り替えた後、動けない1人の作業員の元へ走って行き、その人を線路から引きずり出せばよい。
動けない人というのが1人なら体力的にも時間的にも何とかなる可能性があるが、5人の方にトロッコを進めさせてしまった場合はその可能性が極端に低下する。
もちろん、トロッコのスピード・距離と、自分の足の速さと、動けない人までの距離も関係はするが。。。

トロッコはすぐそこまで迫っていて、ポイントを切り替えた後に作業員の元へ走っていくような時間的な余裕はそもそもないって?
私は宗教は信じないが、そんな切迫した状況で、こんな究極の選択を迫られる状況に遭遇したら、神への悪態もつきたくなるというものだ。
「おお、神よ。あなたは無力な私になぜこのような試練をお与えになるのか。」

* case3
ポイントは切り替えない。いや、正確な表現としては、切り替えられない、だ。
case1、case2は、今こうしてPCに向かいながら、より多くの人命を救うという使命の元、理性的に考えた結果だから言える事だが、ケース2の最後の方に書いたように、トロッコは自分のすぐ目の前のポイント切り替え部分に接近している状況で、2つの経路に5人と1人がそれぞれ「動けない」状況にあるという状況判断、そして、その一瞬で5人と1人の命を天秤にかけるような判断は、少なくとも私には「できない」と思われる。
救急医療とか、消防とか、軍隊とか、日々、危機的状況下でも対応できるような訓練している人々でさえ、実際の現場では判断を誤ることもあるわけで、私のような素人がそのような過酷な状況下ではまともな判断ができるとは思えない。
ということは、呆然として瞬間的には積極的な行動は何もとれないだろうということは容易に想像できる。

* case4
case3では、事故当時、何も手を打たなかったことに対して、世間からバッシングの嵐になることも予想される。
ゴシップ好きの暇人たちには格好の餌だ。
仮に世間から何も言われなかったとしても、何か行動を起こせなかった自分に対して、本当に何もしないでいることが正しかったのか、自問自答の日々が続くだろう。
ノコノコ生き残った自分には、まさに生き地獄というわけだ。
トロッコ問題には、「The fat man」という続きがあるそうだ。
多くの人は、隣の見知らぬ人を橋の上から突き落とさないという回答をし、5人を見殺しにするという結果が出ており、ポイントを切り替える場合と回答に一貫性がないということが指摘されているようだ。
そもそも、1人を線路に突き落としたぐらいで、簡単にトロッコが止められるなら、私が最初にcase1で考えた脱線させるという案がもっともまともな解な気がするし、5人の路線でも1人の路線でもどうせ犠牲者は1人だ(1人を引き殺したところでトロッコは止まる)。
確実に1人の命が犠牲になれば、トロッコは止まるとわかっているなら、case3のような状況になって一生悩み続けるよりは、自分を犠牲にしてトロッコを止めるということも一案だ。
自己防衛本能に逆らっているから生物学的には正しくないが、これで私も歴史に残る英雄になれるというわけだ。

* case5
何もしない。
行動結果はcase3と同じだが、もう少し別の観点で考えて見る。
そもそも、ブレーキの壊れたトロッコが走ってきたとして、そのトロッコが人をひき殺すというのは妄想ではないか。
トロッコがどのぐらいの大きさなのかとか、どのぐらいのスピードか、積荷はどの程度あるのかといった情報がまるでないので、問題文からだけでは考えるに値する状況かどうかも判断しかねる。
これは、Aになったら誰かが死ぬ、Bになっても誰かが死ぬという危機的な状況での究極の選択、という前提条件を疑ったものだ。
この考え方ができれば、自殺や、昨今の「相手は誰でもよかった」という無差別殺人のような事件は無くすことができるのではないか。
自分にとって切迫した、非常に重要なことを選択しなければならないとき、それが本当に悩むほど重大な事なのかを一度客観的に見直してみることは意味がある。
本当は、トロッコが人をひくかどうかが問題なのではなくて(トロッコによっては誰も死なないのだから)、6人もの人間が同時に比較的近い線路の上で動けなくなっている状況の方がずっと問題だったりしないか。
現場は炭鉱かなにかで有毒ガスでも出たのか、テロの仕業か、はたまた集団自殺か。

その他、道徳観を養うという意味では、次のような状況も考えると面白い。
1人の方へポイントを切り替えるという人がいて、5人死ぬより、1人の方が犠牲が少ないというような人がいるとしたら、「5人は赤の他人で、1人の方は自分の親・子供・配偶者・親友のいずれかだったら」という前提をつけてみるといいと思う。
今度は、5人の方を犠牲にすると言い出すだろうか。

こういうことを子供のころから考えさせることは非常に意義があると思う。
現実は、もっと酷い。
この問題に少し似ている状況として思いついたのが、例えば、救急車のたらい回しによって、救急患者が亡くなるという事件が繰り返し発生しているのだから。
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2008年11月01日

WiresharkをVC++でデバッグしてみる

PCがお手軽なプロトコルアナライザに変身するWireshark
ネットワークに関わる人なら1度は使ったことがあるはずだ。
近い将来、仕事で新しいプロトコルのアナライザが必要になりそうだったが、この手の世界で無料でお手軽に試せるようなものはない。
ないものは作ればいい、ということで、Wiresharkのプラグインとして対応することを思いついた。
私の周囲にはWindowsマシンしか使えない人が多いので、プラットフォームとしてはまずWindowsを考える。

WiresharkのWindows上でのビルドについては、ここの手順に従えばよい。
ここで不足する情報は、本家のDeveloper's Guideを読むとよい。
もともとWindows専用にデザインされたわけではないアプリケーションの場合、Windows上でビルドするのは環境をそろえるところからして非常に大変だ。
ビルド対象は、今日時点で最新リリースのWireshark-1.0.4を使う。

さてコンパイラには何を使おうか。
候補は、VC++ 2008 Express EditionかVC++ 2005 Express Editionか。
有料なツールは却下。
個人で気軽に試せないし、最近はコスト圧力が強くて会社も気前よく購入してくれない。
config.nmakeを見ると
With this variant, Wireshark will compile but fails to run!
という記述がある。
そうは言っても、VC++2005EEではPlatform SDKを別途インストールしなければいけないというところが面倒。
VC++2008EEではPlatform SDK相当が同梱されるようになったようだ。

というわけで、Wireshark本家の開発者の警告を無視し、VC++2008EEでやってみた。
config.nmakeの記述どおり、起動しない。
原因を調べるのは本筋から外れるので、VC++2005EEに切り替えてリビルドする。
今度はあっさり立ち上がる。

と、ここでデバッグはどうするのだ?という疑問が沸いて来た。
私が普段デバッグでよく使うのはgdb。
Visual Studioプロジェクトのソフトウェアをデバッグするときは、IDEからデバッグする。
ところが、前述のビルド手順では、nmakeとclを直接呼び出しているので、IDEのプロジェクトは使用していない(Wiresharkのソースコードには付属していない)。
こういう場合、どうやってデバッグすればいいのか。
もちろんgdbでもデバッグは可能だが、gcc -gでビルドしていないのでデバッグシンボルがない=ソースレベルデバッグはできない。
GUIアプリケーションをアセンブリレベルでデバッグするのは正直しんどい。
*.pdbファイルは吐き出されているから、Visual Studio用のデバッグ情報は出力されている模様。
gdbのようなコマンドラインデバッガがVC++にも付属しているかと思って調べてみたが情報が出てこない。
Wiresharkを立ち上げておいて、VC++からプロセスにアタッチすれば、もちろんアセンブリレベルでのデバッグはできるが、せっかくIDEがあるのだから、これを活用したい。
Developer's Guideにも3.7. Debug your generated Wiresharkという章はあるのだが、中身は未記載だった。

次に考えたのは、IDEにWiresharkプロジェクトをインポートする方法。
これがうまくいったので紹介しておこう。
ファイルー>既存のコードからプロジェクトを作成
プロジェクトファイルの場所には、Wiresharkのソースコードを展開した場所を選ぶ。
プロジェクト名には適当な名前をつける。
プロジェクトのビルド方法は、外部のビルドシステムを使用するをチェックする。
ビルドコマンドラインには、
--code listing--
"c:\Program Files\Microsoft Platform SDK for Windows Server 2003 R2\SetEnv.Cmd" && nmake -f Makefile.nmake
--code listing--
を指定する。
リビルドはビルドと同じコマンドを、クリーンにはdistcleanターゲットを指定すればいいと思う。
最初、Platform SDKの環境設定用のコマンドは実行していなかったのだが、
--code listing--
Makefile.namke(7) : fatal error U1052:
--code listing--
と言われてハマる。
U1052は、file not foundの意味のようだ。
Makefile.namekの7行目は、
--code listing--
include <win32.mak>
--code listing--
なので、win32.makが見つからないということだろう。
私はnmakeは書いたことがないが、<>付なので、システムとしてパスが通っていることを期待していると予想できる。
というところで、Platform SDKの環境変数が見えていないのだということに気づいた。
SetEnv.Cmdの中身を環境変数に常に展開するのは面倒だし、VC++はあまり使ったことがないので、とりあえずnmake実行時に毎回実行することにした。

さてこれでVC++ IDEからビルドする準備は整った。
プラグインの読み込みは、epan/plugins.cあたり、また、agentxプロトコルだったら、proto_register_agentxにでもブレークポイントをはれば、プラグインDLLの登録時のデバッグもできる。

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週末オーダー実験の結果は大きくすべった

結論から言うと、週末にオーダーを出してもあまりいいことはないってことだ。
下げから始まると思っていたが、マーケットがオープンしてみると、上げから始まった。
FX Onlineでは6時10分からopenしていたのに、MJでは7時ぐらいまで取引はcloseのままだった。
会社によってこんなに差があるとは。。。
MJがcloseしている状態でオーダーを出してみたが、50pips以上スリッページが発生した。

ま、世の中そう簡単にはうまくいくようにはなっていないということだ。
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2008年10月11日

週末に注文が出せる取引業者がいい

今朝G7の行動計画が発表された。
公的資金注入などについても言及されていたが、その資金がいったいどこから出てくるのか私にはよく理解できなかった。
これだけで市場の信用不安が解消されるかというと、米金融安定化法案(TARP)の時のように、結局は、実効性に疑問ありというマーケットの判断になってしまうのではないか。

10日は欧州の株価の下げが止まらなかったようだし、ダウ平均も下落して引けたようなので月曜日のクロス円は下げから始まると予想。

というわけで、最近調子のいいEUR/JPYに逆指値で売りを出した。
今回は初めてトレール機能も使ってみる。

初めて週末にオーダーを出すので、週末のリーブオーダーがどういう扱いにされるのか、今回は実験的な意味合いが強い。
クロス円が上昇して始まったら実験は失敗だけど、おそらく終値より大きく下げて始まると予想しているので、いったいどういう動作をするのだろうか(約定価格がどうなるのか)。

マーケットがクローズしているときにはシステムにログインもできない取引業者が多いのではないかと思っているが、私が使っているMJは、土日祝祭日でも定期メンテナンス期間以外はログイン&注文可能なのがイイ。

もちろん不満な点もあって、
・モバイルは、PC環境より貧弱(トレール、時間成行、BID/ASK選択チャート表示、テクニカル分析などの機能がない)
・平均足(コマ足)表示ができない(というか、チャートはJavaアプリも含め使いづらい気が。。。)
という取引システム上の不便さがある。

この辺は早いところ改善されると嬉しい。

手数料0円で、信託保全もあって、スプレッドが小さくて、システムが使いやすい業者って、やっぱり何でも求めるのは無理があるってことか。。。
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2008年08月24日

外国為替証拠金取引を再開

外国為替証拠金取引、いわゆるFXを再開した。
忘れもしない、昨年の夏、米のサブプライムローン焦げ付き問題が発端となった市場の混乱。

それまでは、キャリー取引をしていれば、スワップポイントで、日々利息分が増えていったので、私は鉄則を守らず、ストップを付けていなかった。
その結果、決済タイミングを逃し、おろおろしながら指をくわえて眺めている間に数十万をあっという間に失うことになった。

市場が荒れて私には全くどう動くか予測がつかなかったのと、精神的にもダメージを受けたので、ここ1年ぐらいは、休憩していたが、ちょっと余剰金が発生したので、再開することにした。

とりあえず、スモールスタートで15万を入金。
日々の原油相場の動きまでは読みきれずドルが下げたり、予想以上に米の経済指標がよかったりで、途中18万まで増えたり、13万に減ったりして、2週間運用で現在15万2千円。

サラリーマンなので、常にチャートを見ているわけにもいかず、今回はリミット・ストップは必ず設定しての運用。

昨年はFX Onlineを使っていたが、今回はMJを使うことにした。
手数料、スプレッドなどは、どちらもそれほど変わらないが、取引用のアプリの使い勝手はやっぱり各社異なるようだ。
FX Onlineは、Javaアプリだが、MJはHTML+Java Scriptベースのアプリケーション。
この辺は好みが別れるところだと思うが、FX Onlineは、モバイル向けのアプリが使いづらい(取引用のアプリでチャートが見ることができない)のが私には致命的。

欲を言えば、ダウ平均とか、WTI原油相場とか、金相場のチャートも同じアプリ上から見ることができるとなおよいのだが。。。
FX waveとダウジョーンズのニュースは見ることができるが、重要指標の発表数値や要人発言の速報がもっとリアルタイムに見ることができるといいのに。。。

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2008年08月16日

民営化されても不便なゆうちょ

引越しをした。
結局、思ったような新居は見つからず、タイムアップで適当な賃貸マンションへ転がり込んだ。
この賃貸物件は都市ガスが来ておらず、プロパンガスだった。
この辺の話については、また日を改めて書きたいと思う。

プロパンガスの請求が来たが、振込み用紙に記載されている口座番号が見慣れない00110-x-xxxxxxxという形式の番号だった。
(振込み用紙には金融機関名すら書かれていない。全く不親切。)
民間の金乳機関であれば、xxxx-xxx-xxxxxxxという形式の番号になっているはずだ。
ちょっと調べてみると、ゆうちょ銀行の番号のようだ。

金融機関名、口座番号さえわかれば、今の時代、PCや携帯電話からインターネット経由で簡単に振込みができる。
振込み手数料が一定の回数無料なので私は新生銀行をいつも使っているのだが、なんと、振込先金融機関名の選択肢にゆうちょ銀行が出てこない。

これは、全銀協システムというのに接続していないせいだそうだ。
これに接続していないと、金融機関相互の振込みなどができない。
2009年1月に予定されているようだが、民営化するときに真っ先にやらなかったのはなぜか。

私も郵便貯金(現、ゆうちょ銀行口座)を持っているが、職場の近くに店舗がないのと、インターネット経由でも、今回のようにお金を動かせないので、金融機関としては意味がなく、ほとんど全く使っていなかった。
民営化後、WEBサイトは一新され、少しはユーザフレンドリーになったかと思ったが、こういった基本的なサービスが民営化されて1年近くも経つのにできていないのには正直驚いた。

そういう意味では、民間の金融機関に対しても不満だ。
最近でこそ、セブン銀行の端末であれば、24時間入金ができるが、以前は取引時間外は入金ができなかった。
現金の出金は可能でも入金ができないとお金を動かすことができない。
振込みには手数料がかかることが多いから、現金経由で移動したい場合も多い。
この超低金利時代、振込み手数料もバカにならない。

日本IBMの鶴田規久さんが金融機関の4つの課題のとして、
  1. 高齢化社会
  2. チャネルフリー
  3. キャッシュレス
  4. ボーダレス

というのを挙げていた。
少子高齢化社会については、直接的なメリットがユーザにあるかどうかはまだ不透明なところもあるが、残りの三つについては、10年以上前から常々私は不便だと思っていた。

現金は、使うと履歴が残らないこともあるし、防犯上の理由からも、私は現金を持ち歩かない主義なのだが、特に小額の決済についてはクレジットカードが使えないことも多く、そういう意味では最近電子マネーが使える場所が増えてきたのは歓迎すべきこと。
しかし、現在は規格が乱立していて、これらを使い分けないといけないのは不便極まりない。
今後は自然淘汰されるか、どの規格でも使えるように統合されていくか、インフラが早いところ整備されていくことを望む。

再び日本の景気も傾きはじめたことから、法人顧客だけではなく、個人顧客も無視できない存在のはずだ。
日本の金融機関は役所と並んで頭が堅い業界と思うが、金融業の流儀を個人顧客に対し押し付けるのではなく、「サービス業」という意識でやっているところが生き残っていくのではないだろうか。
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2008年07月31日

常識x常識=非常識の例

非常にありふれたものでも、その組み合わせ方次第で、ありえないものへと変貌する例をひとつ。

本当に全くの偶然から、エクストリームアイロニングなるスポーツが存在することを知った。
日本でもEIJなんていう団体までできていたりして、それなりに活動している模様。

アイロンをかけるという日常行為。
これを屋外へ持ち出し、登山やダイビング、自転車など、他のスポーツと組み合わせたもの。
言葉で言うとなんてことはないが、公開されている写真や動画を見ればわかるように非常に異様で、滑稽な光景だ。

こういう一見バカバカしいと思えることを真剣にやっているところがすごい。
オリンピック競技に申請したりもしているらしい。
アイロンは屋内で行うものという常識を打ち破り、しかも、日常ありふれたモノを組み合わせただけで、全く新しい独自の世界観を生み出している。

既にあるものの組み合わせを変えるだけで、新しいモノを創造すというやりかたはビジネスでも使える。
というか、成功しているといわれるビジネスのほとんどは、0を1にするのではなく、1+1=∞の発想で作られていることが多いのではないだろうか。
エクストリームアイロニングは、ビジネスでイノベーションを起こす発想を鍛えるいい例として、非常に刺激を受けた。
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2008年07月19日

眼鏡はJAPONISM

今日は趣向を変えて自身の装いについて書こうと思う。
「ファッション」という言葉がある。
単にファッションという言葉を使った場合、衣服や身に着ける装飾品にまつわるのもを形容する意味で使われることがほとんどだが、fashionはtrendとほぼ同じ意味と理解していて、流行ってないものは本来はファッションではないのではないか。
ただ、Everett M. Rogersがいうところのイノベーターは、時として人々からは奇抜に見られることもあるわけで、一般に受け入れられずに終わることもある。
したがって、流行がいつから始まっていつ終わったのか、というのは、後から歴史的に判断されるところもあり、一概には言えないな、と書いていて思い直した。

さて、前置きはこのぐらいにして、私は近視なので眼鏡やコンタクトレンズは欠かせない。
仕事柄PCを長時間触るので、近年はコンタクトレンズだと目の乾燥が激しく、これが不快で、眼鏡をすることが多くなった。
私にとっては生活必需品である眼鏡だが、単なる視力矯正の道具としてだけではなく、ビジネスにおいても有効に活用できるのではないかと思う。
数年前、メガネ男子がブームになって、実にいろいろな眼鏡が選択できるようになった。
その中から何を選ぶか、何を身に着けるかというのは、自己主張であり、個性の体現でもある。
東京メガネが言うように、眼鏡は顔の一部。
没個性な眼鏡ではなく、クールでスマート、初対面の相手に対しても強烈な印象を与えるものが欲しかった。

で、私が選んだのはJAPONISMのJN-406。
最近は、新色のラインナップが出ているようで、私が持っている色はもうないのか。
購入したのは数年前だが、先端を行っている感は現在でも廃れていない。
この眼鏡は少し主張が強い部分もあるが、様々なビジネスシーンにおいても奇抜すぎず、相手に不快な印象を与えることもない。
概して保守的なご年配の方々などからも、決して悪い反応はなく、「最近はこういうのが流行りなのか?」とそこから会話がつながっていく。

何より私が誇りに思っているのはMADE IN JAPANだということ。
日本製というと、ヒンジ部分に非常にこだわりを持つ9999.9とか、ここ最近ブームのダサメガネ系が得意な白山眼鏡とかもあるが、私の趣味ではなかった。

昨今は日本の国際競争力の低下が問題視されているが、世界に誇れるよいものも存在するのは確か。
これからも、よい日本製品を買ってこういうブランドを支えていきたい。
いずれはそういうブランドが世界に進出して、世界の人々がそのよさに気づいてくれたら本望である。
posted by mign0n at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ファッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

辛いと幸せは紙一重?

「仕事がつまらない、もう辛いです」といって会社を辞めたいという部下がいる。
私は後ろ向きな気持ちで何かを辞めることには反対だ。
もちろん世の中には、セクハラとかパワハラとか、理不尽な扱いを受けている人もいて、環境を変える以外手がない場合もあるかも知れない。
しかし、見方を変えると、そうした環境を変えるだけの力がない、あるいは、軽くあしらってやり過ごすことができないというだけのことかも知れない。

「辛い」と言う人には、それは本当に「辛い」なのか、単に「キツイ」なのかどっちか?
ということを私は聞く。
「辛い」はもうこれ以上我慢できない状態だが、「キツイ」の方は耐え難いぐらい厳しいというだけで我慢ができないわけではない。
「辛い」の状態が続くとノイローゼになってしまうが、「キツイ」がない環境にある人は成長しない。
「キツイ」を乗り越えた数だけ、人は成長すると私は信じている。

さて、話は変わって、マックス桐島さんAssocieという雑誌の記事で、
--quote--
大人の男女が備えるべき”渋い発想術”とは「辛」という漢字に短い横線を一本足して「幸」にするように、わずかな発想の転換で結果が大きく変わることを当然のこととして期待する、いわば図々しい発想法のことです。
--quote--

と書いていた。

これは使えるフレーズ。
「辛い」状態に陥ったら、もう逃げ出すしか道がないと私も思っていたが、「辛い」時でも、一工夫すれば「幸せ」になれということか。
まさに、チャンスは平等、結果は不平等。
「キツイ」は多々あれど、私自身はここ最近「辛い」という感覚を味わったことがないが、一工夫して「幸せ」になることに自分で成功したら、他の人にもこれを語ろう。

というか、最近「辛い」と思わないのは、小さな不満要素に対してソリューションを考え、KAIZEN(改善)を繰り返してハッピースパイラルモードに入っているからかも知れない。
posted by mign0n at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

googleで自分のブランド力を知る

googleで自分の本名を検索したことはあるでしょうか。
数年前、私の会社の先輩が「googleで名前を検索してNo.1ヒットするようになりたい」と言っていました。
近年は、企業の人事担当が「ググる」こともあるようです

私の場合、特別珍しい名前でもなければ、ありふれ過ぎた名前でもないのですが、google検索してみたところ3位でした。
ただ、ヒット件数自体はまだ少ない。
gooでも3位、Yahoo! Japanでは4位と下がる。

自分の名前が良い意味でヒットするなら、ヒット件数や、順位が自分のブランド力を表していると考えても差し支えないのではないでしょうか。
最近では、インターネットはニュースメディアの選択肢の1つになっているので、特に限られた狭い世界の話とも言い切れないと思います。
いい意味でも、悪い意味でも社会に注目されれば、必然的に順位や件数は上がってくるはず。
「良い意味」に限定すると、社会貢献度のバロメータと言っても過言ではないはずです。

というわけで、2年以内にNo.1を目指します(もちろん良い意味の方で)。

posted by mign0n at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする