キリスト教徒以外の多くの日本人にとっては
数多くある年中行事の1つにしか過ぎなくなっているクリスマス。
今年は、街を歩いても、クリスマスシーズンだというのに、
「クリスマス、Christmas、Xmas」の文字列が並んだ広告をあまり見ない。
不景気で、広告を打つ余裕もないということか。
今年は、「ホームページ」という言葉ではなく、
「WEBページ」という言葉が、メディアでも普通に使われるように
なったような気がしていたので、同様に、"X'mas"という誤記が、
どの程度減少するのか興味を持っていた。
目にする広告の絶対数が少ないのでなんとも言えないところもあるが、
このグローバル化の時代にあって、いまだに
"X'mas"という表記をしているものもあるようだ。
"X"と"mas"の間に星をあしらっている広告を見たことがあるが、
ここによると、"Xmas"という表記に対して誤記ではないか、
という問い合わせがくるので、苦肉の策として、ということらしい。
人に文句を言う暇があるなら、ちょっと調べればすぐにわかることなのに、よっぽど自分に自信があるんでしょうね。
それにしても、これを考えたデザイナーはスゴい。
言語は生き物であるから、xxは正しい言葉の使い方だとか、
「日本語の乱れ」などと言うことはナンセンス(※1)だと私は思うが、
元来、クリスマスはキリスト教文化のもの(※2)であるし、
日本で独自の文化を形成しているというほどの状況でもないと思うので、
文化に受け入れられないうちは、X'masは誤用の域を出られないだろう。
単に表面的な言葉を知るだけでなく、背景にある文化・歴史を知ると
新たに見えてくるものがあるのではないだろうか。
いつでも、オリジンを訪ねる旅というのは知的好奇心を満たしてくれる。
※1 これについては、平安時代の日本語と、現代の日本語はまったく異なる言語と言ってもいいほど変容していることから容易に結論付けられる。
※2 宗教が絡む話は、ひどい場合には戦争に発展するから怖い。
2008年12月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110871300
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/110871300
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック

